初の海外進出、「よさこい」が仏・ニースのカーニバルに出演した記念すべき年。大阪万博で「よさこい踊り」を見たメデサン・ニース市長からの要請で、この年の2月総勢41人が渡仏。新潟の「佐渡おけさ」、山形の「花笠音頭」、岩手の「鬼けんまい」とともに地元の大歓迎を受けた。このカーニバル参加ために武政英策氏が新たに編曲にあたり、今ではお馴染みとなったサンバ調よさこいが誕生している。さて本祭の方だが、この年高知県は土佐山田町繁藤地区の山崩れで60人が生き埋めになるという大惨事が発生(7/5)、弔意を表し祭り期間を8月29日からの3日間に変更している。また審査制が一旦廃止され、参加全てのチームに連続優勝旗(連続出場チーム)・優勝旗(初参加など)が渡された(県外チームには優秀旗)。
参加チーム:43チーム 踊り子数:3,500人
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画像/映像提供:高知放送