土佐編

めんそーれ沖縄で大好評だった"珍グル日記"! 高知編もご紹介します。今回取材にあたったのはNTT高知のスタッフ7名。土佐弁が飛び交う取材となっております。乞うご期待!

それでは珍グルレポート開始!

H:ほいたら、どんどんだしてもらおうかね。これ、なんですの?
店長:"ちゃんばら貝"ゆうて、食べるがが結構めんどいけどうまいよ。
K:なんで"ちゃんばら貝"ってゆうがです?
店長:この長い楊枝でつっつかな、中がとれんがよ。それが"ちゃんばらしゆう"みたいに見えるきこの名前ながよえ。
Y:ほんまや、結構とるがが難しい。
K:けど、なんかサザエっぽくておいしい!
H:おれ、よう取らん。全部途中で身がきれる。。
店長:まあ、がんばってみいや(笑)。
店長:これも貝。"まいご貝"ゆうて、ちゃんばらよりはとり易いろう。
H:これなら不器用な私でもとれますう。
K:サザエみたいな味がする。この苦いところがおいしい。
Y:この煮汁もおいしいねえ。
店長:まあ、手がちょっとべたつくけどそれもまた格別やろう。
N:うん、うまい。うまい。
店長:これは有名かもしれんね。はい、"酒盗"
K:これは有名なが?私、食べた事ないで。
H:え!?食べた事ない??名前ぐらい聞いたことあるやろ!
K:私、高知の人間じゃないきしらん食べ物もあるで。
Y:じゃあ、これも他の県の人にしてみたら珍グルやねえ。
K:か、辛い!何でできちゅうが、これ?
店長:鰹(カツオ)の内蔵を塩辛にしたががこれよえ。酒飲みのつまみにはぴったしよ。
店長:あと、ご飯を盗むと書いて"飯盗"というのもあって、これはもっと辛くはないよ。
店長:今度は川の幸をおだししましょう。 H:ん?これはなんでしょうな。
店長:これは四万十川でとれた"青さ海苔の天ぷら"よ。
K:どれどれ。
店長:どうよ?
Y:結構香ばしいというか、なんというか。
K:なんかおもちっぽい。
H:塩だけで食べたら結構大人の味やね。
店長:きれいな水の四万十川でとれたき、そらうまいろう。

店長:これもつづいて川の幸です。 H:これは?。
店長:"手長エビの唐揚げ"です。これも四万十川でとれたものです。
K:カリカリしててこれも香ばしい。
店長:夏になると屋形船がでてきて、川の上でも食べれるで。
Y:うわあ、風流やねえ。
K:涼しそう。。
H:冷酒をきゅっとひっかけながら食べたら最高やろうな。
店長:おお!わかっちゅうやか。あと、鮎の塩焼きとかもね。
H:ううう、行ってみたいいいいぃ。

H:おお!これはまた豪快な!!
店長:清水サバの姿寿司よ!すごいろう!?
K:この身がかなり厚みがあるねえ。
店長:食べ応えあるやろ(笑)
Y:結構これでもうお腹いっぱいになりそうや。
K:いやいや、まだまだ。
H:この柑橘系はなんです?
店長:"すだち"よ、すだち。しぼって食べてみいや、おいしいき。
H:う、うますぎるうう。
店長:これは"流れ子"といいます。
H:あわびみたい!
K:けっこうコシがありますね。
Y:うんうん、歯ごたえがええ感じや。
店長:丁度ひとくちサイズやき、いくらでも食べれるって感じがするろう?。
N:いや、でもだいぶお腹が。。。。。。。
店長:かなり順番がバラバラやったけどこれも食べといて。"鰹のハランボの塩焼き"
K:ハランボ?。
H:はらんぼ??
店長:ハランボっていうのは、まぐろでゆうたら"トロ"の部分よ。
K:こりゃあ、油がのってておいしいねえ。
Y:これは?(写真右上の小鉢)。
店長:これ?これは"カツオの心臓"。ハツよ、ハツ。
Y:これも初めて食べるう。なんか精力がつきそうや。。

いやあ、食べた、食べた。すごいたくさん食べました。しかも全部うまい!! 高知ならではの新鮮な素材を使用しているので"下手な小細工はいらん"という 感じでした。みなさんも高知に来たらおいしいもんをいっぱい食べてくださいね。

NTT高知珍グルスタッフ

今回の珍グル日記取材にご協力いただいたのは"旬彩遊膳"さん。我々スタッフも必ず高知入りしたら行くであろう!珍グル日記Vol.2を待て!

旬彩遊膳 きたむら 

高知市追手筋1-3-1[ベルエポック・森徳ビル4F]

0888-25-1736  営業時間/17:00-23:00  定休日/日曜


落ちついた雰囲気についつい長居。


優しい目をした店長の北村賢三さん。