電波時計とは


◎40kHz、60kHzの長波標準電波を用いて、自動的に時刻の校正を行います

※最近は、標準電波を使った時計がリーズナブルな価格で販売されています。私は、そのころ一番安かった電波時計(カシオ製・DQD-100)を試験的に購入して使ってみたところ、とても便利で気に入りましたので、今では下記の3種類を使用しています。もちろん、何れの受信性能にも満足しています。

メーカー名型式周波数備考
カシオDQD-10040kHz卓上型
カシオID-2140kHz壁掛け型
マルマンGREENWICH40kHz卓上型
※購入当時は、40kHz専用の製品しかありませんでした。
  1. 電波時計とは
     正確な時間情報をのせた長波標準電波を受信することで、常に正しい時刻を表示する時計です。送信周波数は40kHz(福島県)と60kHz(佐賀県)です。
  2. 標準電波
     標準電波は郵政省通信総合研究所(CRL)が運用・管理しています。長波の標準電波は、1999年6月10日まで茨城県三和町から試験的に送信されて いましたが、6月10日以後は40kHzのJJYとして本格運用されています。さらに2001年10月からは、九州の佐賀県境にも60kHzを使用した送信所が完成しています。なおこの標準電波は、ほぼ24時間継続して送信されていますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断されることもあるようです。ちなみに短波帯のJJYは、既に廃局となっています。
  3. 時刻表示のしくみ
    1.セシウム原子時計により、標準電波が送信される。

    2.内蔵のアンテナで電波を受信する。

    3.受信した標準電波の時刻情報を解読する。

    4.時刻の情報に基づいて時計本体に表示をする。

  4. 電波の受信について
     DQD-100を例にとると、毎時1分と31分に自動的に電波の受信を行うようです。なお1回の受信に要する時間は、4分から14分です。一度受信に成功すれば受信マークが点灯し、その後は午前2時と午前3時まで点灯が継続します。
  5. 受信範囲の目安
     条件が良いときには、送信所からおよそ1000km離れた場所でも受信が可能と説明書にはありました。購入当時は、40kHzの福島局しか運用が無くて、ここ高知県とは約800km離れており、正直言って 本当に受信できるものかと半信半疑で購入しました。ところが、今のところ窓際に置けば十分受信可能です。また、約1mほど室内に入れた場合でも問題なく受信できています。この素晴らしい性能には、本当に驚きです。しかしながら、季節や天候、昼夜の時間帯、地形や建物の影響といった要因により、まれに受信できない事例も有るようです。 次回の購入は、当然ながら60kHZ(佐賀県)が受信できる時計を検討しています。
  6. 受信に際しての注意
     時計本体を電波送信所方向に向けると受信し易くなる、とあります。ただし、今のところ私の受信環境に於いてはさほど影響が無いようで、どちらの方向に於いても特に問題は有りませんでした。木造住宅であり田舎ですので、妨害する電波も都会と比較した場合、少ないためだと考えます。
  7. 最後に
     とにかく、自動的に1時間に2回、正確に時刻を合わせてくれるので、これは非常に便利です。その上、価格的にもリーズナブルであり、受信性能にも申し分ありません。当然ながら、アラーム機能も有り、他にもいくつかの機種が有りますので、興味のある方は一度店頭にてご覧下さい。衛星を追っかけているアマチュア無線家にとっては、必需品となりそうです。

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