/滅びし者へ/ 

ゾロ目は節穴(滅度:☆☆☆☆1/2)


(1996年8月 玉野競輪場)

第10R 特選    
一丸 安貴(愛知70)
星島 一成(岡山64)
佐々木浩三(佐賀50)
須田 雄一(栃木56)
大里 一将(熊本60)
松村 信定(高知36)
和泉田喜一(千葉59)
森山 昌昭(福岡67)
川口 浩貴(徳島48)
 
4−4で勝負だ。

森山−大里−佐々木で先制。私が暖かい愛の声援を送り続けた和泉田がホームから巻き返す。2角過ぎに出きった和泉田に追走は須田。須田に付けたノブさん(松村)は当然千切れている。

「さあああ〜、切替だ>大里おお」

ヒラリと大里が須田の後ろに乗り替える。森山がしつこく須田のインで粘っているが須田なら大丈夫だ。
和泉田−須田−大里−佐々木とつないでいく。なんと心地よい光景だろう。

『よっしゃあああああああ』

あと恐いのは一丸の捲りだけだ。視点を後ろに切り替えて、後方の一丸に注目する。三角を過ぎても車が外にも出ない一丸。

『よっしゃああああああああああああああああああああああああああああ』

直線青いものが2台並んで追い込んで来る。

『よっしゃああああああああああああああああああああああああ、あれ』

G前、赤いものが大外をよぎった気もする。

KAGI 『4−3か4−4か』
周り 『ヨンヨンや4−4』
周り 『何千円つくんやあ』
うし 『4−4やで。』

私 『払い戻し行ってくるわ。ここで待て。がっはははははははははは!!!』
うし君と、そして、インターネット界の重鎮牛窓ホヤ師に一言残し払い戻しへ向かう。

「なんでもっと買わなかったのか」とか
「さて、何を食いに行こうか」とか
「タクシーで乗り付けて夕食や」とか
「6千円付くかな」とか
考えながら。

ちょうどリプレイがモニターに映し出されている。

『さあ、喜びを噛みしめよう』
と見上げた画面には、しっかりと赤がまとめて青を食っている光景が映し出されている。ああ、またやってもうた。

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